monthly issue

3月号の特集「春に出会う」

少しづつ、春が近づいています。
環境に何かしらの変化が起き始めるこのころ、
新たな出会いもきっと訪れるはず。

出会うのはひとだったり物だったり、
考え方だったりするかもしれません。

その出会いを、会ってそのままにするのか、
あたたかな季節に向けて
しっかり芽吹かせていくのかはあなた次第。
それは意識していないと
気付かずにすれ違ってしまうかもしれないのです。

その時を楽しみにちょっと期待しながら、
色々な「出会いのカタチ」を読んでみませんか?

March Books
3月号の3冊

3冊からあなたにレコメンドする1冊をお届けします!
どの本がレコメンドされるかはお楽しみにお待ちください。

「ブルックリン・フォリーズ」
ポール・オースター著/ 柴田元幸訳

英米文学 / 464ページ

アメリカ人小説家の著著者は、数年間世界を放浪した後文筆業を初め脚光を浴びた。離婚を経験し「愚か者」としてブルックリンに帰ってきた主人公ネイサンは、街の古本屋である男性と再開してから、次々と思いがけない出会いが続くようになる。ニューヨークで起こる様々な人間模様を描く、悲劇、だけど温かくなる、再生の物語。

「乱読のセレンディピティ」外山滋比古著

実用・エッセイ /227ページ

本は風のように読むのがよい。丁寧にじっくり、最後まで読み切らなくてはいけない!のではなく、気の向いた本を手当たり次第に乱読で得られるセレンディップな体験が面白い。乱読を肯定し、乱読だからこそ得られる面白さについて書かれた本書は本当に共感する1冊です。
.
読みやすさ★★★★★
教養度 ★★★★★
おススメ度★★★★★

「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」花田菜々子著

私小説 / 248ページ

ヴィレッジヴァンガード、蔦屋、パン屋の本屋、HMV&BOOKSで書店員を務める著者の花田さんが書く実録私小説。著者が別れを経験し、出会い系アプリで出会った男女にオススメの本を紹介していくに連れ、自らも変化成長していく。落ち込んだり、辛い出来事があった人にも、オススメの本を知りたい人も読んでほしい、いくつかのレイヤーで楽しみ感動し泣ける1冊。

読みやすさ★★★★★
教養度 ★★★★☆
おススメ度★★★★★

本の定期便
weekend bookclub
あなたに合わせてレコメンドした1冊が届く
BIRD moutain BOOKS」が本をセレクト

BACKNUMBER​

×
×

お買い物カゴ