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10月号の特集「芸術家のことば」

なぜ彼らのことばに惹かれるのだろう?

誰だって、作品は創り出せる。
けれどあの芸術家の作品は、ことばは、
時代を超えて私たちを魅了し続けます。

一体なぜ?

その内側にある思想や熱量や感性や経験が、
彼らのアートを介して溢れ出ているから。

さあ彼らのことばに触れましょう。
自分の感性が揺さぶられる瞬間に、
きっと出会うはず。

だれでも、その本性では芸術家であり、天才なのです。

岡本太郎「今日の芸術」光文社・1954

October Books

3冊からあなたにレコメンドする1冊をお届けします!
どの本がレコメンドされるかはお楽しみにお待ちください。

本人なまのことば、物語で表現されることば、どれからであってもその内側にあるものに耳を傾けてみてください。

「今日の芸術 ―時代を創造するものは誰か」岡本太郎 

エッセイ / 258ページ

「なぜ、芸術はあるのか」という問いから始まる著者のベストセラー。芸術は人間の根源的欲求であり誰もが享受されるべきもの。現代社会において『人は人間性を取り戻すために描かなくてはならない!』と主張する著者のことばは、時代を超えて私たちを鼓舞する。

「たゆたえども沈まず」原田マハ 

小説 / 450ページ

19世紀のパリ、日本人画商林忠正と画家フィンセント・ファン・ゴッホの出会いと名作の誕生を描いた小説。当時のパリの様子が思いうかぶような鮮明な描写と、悲しき運命を辿るゴッホや登場人物たちの心情で、その世界に入り込んでしまう。画家の声を物語から聞き取ることで、想像が膨らむ1冊。

「カスバの男 モロッコ旅日記」大竹伸朗 

エッセイ / 200ページ

「ニューシャネル」のフォントデザインや鮮やかな色彩作品で知られる現代芸術家の著者が、訪れたモロッコでの体験をアーティスの感性で書き綴った旅行紀。芸術家がどのようにモノゴトを切り取り、思考・表現するのか、旅の途中描いたスケッチや写真と合わせて「芸術的視点」を知る1冊。

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