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11月号の特集「丁寧に食べる」

食べる時間、大切にしていますか

1日3度の食事×1週間=21食
「よく食べる」ことは「よく生きる」こと

振り返ってみると、
「リラックスした空間で好きな物を食べる」
食卓にいる時間は
生活の中で1番幸福なときかもしれない

だからこそ、
もうちょっとだけ丁寧にできたなら!
一品だけは自炊してみたり、
素敵なランチョンマットを敷いてみたり。

わたしにとっての豊かで丁寧な食卓、
探してみませんか?

November Books
11月号の3冊

3冊からあなたにレコメンドする1冊をお届けします!
どの本がレコメンドされるかはお楽しみにお待ちください。

女性が綴る「食」体験。おうち時間が長い今だからこそ見直したい食べる時間。

「ことばの食卓」武田百合子 

エッセイ / 160ページ

随筆家の著者が綴る日常にある食をテーマにしたエッセイ。切り取り方、ことばの選び方、語尾など、ことば・表現でこれほど受け取り方が違うんだと感じます。一文、一語づつ丁寧に読みたくなる。

「バタをひとさじ、玉子を3コ」石井好子 

エッセイ / 256ページ

パリでシャンソン歌手として活躍した著者が、自炊から外食まで「おいしいものをおいしく食べる」ことについてエスプリ溢れる文章で記す。海外経験が長い著者だからこそ知る、世界と日本の食文化の比較も興味深い。日常の料理に加えたいヒトテマなど実用的で学べる1冊でもある。

「食べる私」平松洋子 

インタビューエッセイ / 349ページ

食エッセイストの著者が、ギャル曽根、土井義晴、安藤優子、堀江貴文、樹木希林など29人の芸能人文化人と「食」について対談する。
食べることは生きること、各人の食に対する考え方やエピソードはとても彼らの芯に近い部分を見せてくれているのかもしれない。自炊をする人もいれば店でしか食べないひとも、深くこだわる人もいればフラットな考えの人も。

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