「いつか」に向けて思いをはせるという旅のカタチ
物理的な移動や体験が難しい今、
新たな世界に出会えない今。
だからこそ「本」という飛行機に乗り、
あのひとの経験という「地図」を借り、
自分だけのオリジナル格安旅行に飛び立とう!
それは決して誰とも被らない、
どんなにお金を出しても手に入らない
オーダーメイドトラベルになるのです。
January Books
1月号の3冊
「旅はゲストルーム」浦一也
エッセイ
建築家でインテリアデザイナーの著者が、宿泊先のホテルの間取りを採寸し
正確に平面図に描き記した69室のスケッチとエッセイ。アメリカ、ヨーロッパ、アジア、そして宇宙まで!?平面図が教えてくれるその国の暮らしや国民性も見えてくる旅行記。
「グッド・フライト、グッド・ナイト」グッド・フライト、グッド・ナイト
エッセイ
多くの人が飛行機から見える景色に心踊るはず。ブリティッシュ・エアウエイズ現役パイロットの著者が、フライト中に見える空の絶景、私達が知らない上空の世界についてのエピソードなど紹介するエッセイ。
「いつも旅のなか」角田光代
エッセイ
直木賞作家の著者が綴る、訪れた国々の匂いや音も聞こえて来るような旅エッセイ。この作品にいる著者の人柄や感性も好きになる。旅の中で読むというより、旅に行く前に読むことで自分の旅への期待が高まる1冊。